日本フットボールリーグオフィシャルWebサイト

TOPICS

第20回JFL 2nd-S第12節「Honda FCが2nd-S制覇で2年連続完全優勝、JFL3連覇達成!」


2nd-S第12節 東京武蔵野シティFC vs Honda FC(2018/10/27) より

 第20回日本フットボールリーグ セカンドステージの第12節が10月27日(土)に3試合、28日(日)に5試合が開催され、Hondaのセカンドステージ制覇、2年連続の完全優勝、そしてJFL3連覇なるか注目の今節。その対象となる東京武蔵野シティFCとHonda FCの対戦が27日(土)に「味フィ西」で開催された。前半14分に武蔵野は鈴木裕也が相手ボールをインターセプトし左サイドへパス。それを石原幸治がドリブルで持ち込み決め先制。しかしシュート数で上回るHondaはゴール前で相手のクリアボールを古橋達弥が詰め同点とし前半を折り返す。後半は51分にHondaが右CKからのボールを池松大騎が頭で合わせ、その相手のこぼれ球を大町将梧が決め逆転。その後は互いにチャンスを作るものの決定的なチャンスは少なくこのまま試合終了。翌日の2位滋賀の結果を待つ。

 翌日の28日(日)にその対象となるヴァンラーレ八戸とMIOびわこ滋賀の対戦が「ダイスタ」で開催。強風の中シュート数では八戸が上回るも決定打にはならずスコアレスで折り返す。後半は八戸が68分に右サイド直接FKからのボールにゴール前で中村太一が合わせ先制。その後は滋賀の攻撃を安定した守りでゴールを許さずこのまま1-0で勝利。この結果、Hondaがセカンドステージ制覇、2年連続の完全制覇、そしてJFL3連覇を達成した。八戸は4試合ぶりの勝利で通算順位2位をキープした。

 その他では27日(土)はソニー仙台FCとホンダロックSCが「ユアスタ」で対戦。この日はソニーの攻撃陣が大爆発。22本のシュートを放ち杉田真彦と鈴木翔大が2ゴールずつを決めると鈴木翔大と丹代爽弥が1ゴールを決め計6ゴールで6試合ぶりの勝利。ロックはパスミスからインターセプトされるケースで3失点。61分に大山直哉が決め1点を返すものの守備の乱れが響き連敗となった。

 奈良クラブとFC大阪は「奈良橿原」で対戦。前半シュートゼロの奈良に対し優位に攻めるFC大阪が30分に相手のクリアボールを木匠貴大が落ち着いて決め先制、1点リードで折り返す。後半は奈良が8本のシュートを放ち再三に渡りFC大阪ゴールを脅かすがFC大阪の守備陣が体を張ってゴールを許さず。逆にFC大阪は終了間際に水野匠弥が決め計2ゴールで勝ち連勝。奈良は7試合ぶりの黒星。

 28日(日)は流経大ドラゴンズ龍ケ崎とFC今治は「龍ケ崎」と対戦。前半から積極的にシュートを放つ今治が3点リードで折り返す。後半も今治の攻撃は続き桑島良汰と有間潤が2ゴールずつを決め計7ゴールで快勝。桑島はこの日ハットトリック達成。今治は通算順位で4位に浮上した。流経大は5本のシュートを放つも決定機に決められず3試合ぶりにノーゴールで敗れた。

 ヴィアティン三重とコバルトーレ女川は「東員町」で対戦。前半はスコアレスで折り返す。後半は47分に女川の土遠修平がドリブルで持ち込み決め先制。しかし三重は61分に寺尾俊祐がFKを直接決めると89分に藤牧祥吾が後方からの浮き球に合わせ逆転。しかし終了間際に女川が左CKからゴール前で相手のこぼれ球を國分俊樹が落ち着いて決め2-2の引き分けに持ち込みセカンドステージで初の勝点。

 テゲバジャーロ宮崎とラインメール青森は「宮崎串間」で対戦。前半は互いに2ゴールずつを決め折り返す。後半は風上に立つT宮崎が追い風を生かし、47分に安東輝がミドルシュート決めリードすると79分に水永翔馬、85分にサミュエル、88分に手塚昌希と立て続けに決める。青森は90+2分に太田徹郎が決め1点を返すがこのまま試合終了。T宮崎が6-3で前回負けた青森に雪辱した。

 ヴェルスパ大分とFCマルヤス岡崎は「大銀サA」で対戦。前半10本のシュートを放ったマルヤスが23分に右CKからのボールを福ヶ迫知秀が頭で合わせ先制し1点リードで折り返す。後半もシュート数で上回るマルヤスが67分に左CKからのボールに盛礼良レオナルドが頭で合わせ2点目。V大分も前後半合わせて7本のシュートを放つもマルヤスの守りが堅くゴールなしでマルヤスが2-0で勝利。

 次節(セカンドステージ 第13節)は、11月3日(土・祝)に5試合、4日(日)に3試合が開催される。