1st-S 第12節 ソニー仙台FC vs SP京都FC(2015/5/16)より
第17回日本フットボールリーグ ファーストステージ第12節が5月16日(土)に2試合、17日(日)に6試合が開催された。
16日はソニー仙台FCとSP京都FCが「七ヶ浜」で対戦。前半から強風の中、追い風を利用して攻めるソニーだが決定機は少なくスコアレスで折り返す。後半は風上に立つSP京都が再三のCKのチャンスを掴むもシュートまで持っていけず終盤へ。このまま引き分けかと思われた終了間際の90+3分にソニーは右サイドからのクロスボールを中央で繋ぎ最後は瀬田貴仁が押し込み、これが決勝点となりソニーが2試合連続終了間際のゴールで勝利。未だ無敗でファーストステージ制覇へ一歩前進した。
横河武蔵野FCとHonda FCは「武蔵野」で対戦。武蔵野は前半11分に中央突破から永露大輔が決め先制、前半終了間際にも永露が決め2点リードで折り返す。後半はHondaが72分に栗本広輝がPKを決め1点を返すと75分には栗本がゴール前の混戦から決め同点。その後逆転を狙って攻めるHondaだったが決定機に決めることができず2-2の引き分け。武蔵野は4試合ぶりの勝点。
17日は鹿児島ユナイテッドFCと流経大ドラゴンズ龍ケ崎が「鹿児島サA」で対戦。前半34分に鹿児島は相手GKのこぼれ球を柳崎祥兵が押し込み先制。36分には左からのクロスボールを川森有真が頭で決め2点リードで折り返す。後半は流経大が1点を返すが鹿児島が1点のリードを守り逃げ切った。
ヴェルスパ大分とFC大阪は「大銀サA」で対戦。前半終了間際にV大分は福島新太がポスト返りを押し込み先制し折り返す。後半は57分にFC大阪がPKを決め同点に追いつくもV大分は大迫希が長いドリブルから決めこれが決勝点となりV大分が5試合ぶりの勝利。敗れたFC大阪は4位に後退。
アスルクラロ沼津と奈良クラブは「愛鷹」で対戦。前半から攻守の切り替えの速い展開も互いに決めることができずスコアレスで折り返す。後半も互いに決定的なチャンスを作るも共に守備陣が体を張った守りで相手ゴールを阻止。このままスコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。
ヴァンラーレ八戸とFCマルヤス岡崎は「五戸陸」で対戦。開始早々にマルヤスが先制するも八戸もすぐに追いつき1-1で折り返す。後半は互いに1点ずつを決め、90+4分に八戸はゴール前のこぼれ球を繋ぎ最後は菅井慎也が決めこれが決勝点となり八戸がホームで劇的な逆転勝利、2位に浮上した。
ホンダロックSCと栃木ウーヴァFCは「宮崎市」で対戦。前半ロックは16分に相手FPのこぼれ球を大山直哉が押し込み先制し1-0で折り返す。後半は互いにチャンスを作るが決めることができずこのまま試合終了。ロックが虎の子の1点を守りきり連勝。栃木ウは今季初の連勝ならず。
MIOびわこ滋賀とファジアーノ岡山ネクストは「東近江」で対戦。滋賀は前半20分に村上聖弥がFKを直接決め先制すると、22分にはセットプレーからゴール前で繋ぎ、最後は國領一平が決め2-0で折り返す。後半は岡山Nがシュート数で上回るも滋賀の守備陣が守りきり3試合連続完封勝利。
第12節を終えソニーが勝点30で首位キープ、勝点3差の27で八戸が続く。
次節(ファーストステージ 第13節)は5月23日(土)に2試合、24日(日)に6試合が開催される。
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