第1節 鈴鹿ポイントゲッターズ vs ラインメール青森(2022/3/13)より
第24回日本フットボールリーグの開幕戦となる第1節が3月13日(日)に7試合が開催され、FC大阪とV三重が3ゴールを決め首位発進、四日市では4,620人の来場者の中、鈴鹿の三浦知良が開幕スタメンで65分間出場し、JFL最年長出場記録を更新した。
※FC神楽しまね-FCマルヤス岡崎は開催中止となりました(5月4日(水・祝))に延期)。
Honda FCとFCティアモ枚方が「都田」で対戦。前半からシュート数で上回るHondaは決定機に決められず、枚方はシュート2本でゴールなくスコアレスで折り返す。後半は56分にHondaが富田湧也、岡﨑優希の連続シュートから最後は相手GKのこぼれ球を草刈龍星が詰め先制すると82分には右サイドから繋いだボールに岡﨑優希のシュートのこぼれ球を児玉怜音が詰め追加点。枚方は後半もシュート2本でゴールなし、守りの面でも安定していたHondaが2-0で開幕戦を飾った。
ヴェルスパ大分とソニー仙台FCは「昭和電サA」で対戦。前半は攻守の切り替えの速い展開から互いに決定機を作るも決められずスコアレスで折り返す。後半は69分にV大分が利根瑠偉が左サイドをドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れると中村真人が頭で合わせ先制。その後も追加点を狙うも追加点はなし、ソニーも4本のシュートを放ち終盤に相手ゴールを脅かすもV大分の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。V大分が虎の子の1点を守り切り1-0で勝利。破れたソニーは2連続開幕戦黒星スタートとなった。
鈴鹿ポイントゲッターズとラインメール青森は「四日市」で対戦。4,620人の来場者の中、鈴鹿の三浦知良が先発で出場。JFL最年長ゴール更新も期待されたがこの日は65分の出場でシュートゼロ。それでもアマラオ(当時FC刈谷)が持つ43歳9日の記録を更新する55歳15日での出場でJFL最年長出場記録を更新した。試合は33分に青森が退場者を出すと数的優位に立った鈴鹿が71分に右サイドからのクロスボールにゴール前で三宅海斗が頭で合わせ先制すると90+1分には菊島卓が豪快なミドルシュートを決め追加点。青森は前半序盤に決定的なチャンスを作るも後半はシュートゼロに終わりゴールなし。鈴鹿が2-0で勝ち多くの来場者で埋まったスタジアムが盛り上がった。
FC大阪とクリアソン新宿は「服部陸」で対戦。前半27分に新宿が左サイドからゴール前で繋いだボールを高橋滉也が決め先制。その後は前半10本のシュートを放ったFC大阪が45+1分にゴール前の連続攻撃から最後はルイス・フェルナンドが頭で決め1-1で折り返す。後半はシュート数では新宿が上回るも(FC大阪5本、新宿6本)決定機に決めきれず逆にFC大阪は78分に左サイドからのクロスボールに木匠貴大が頭で決め2点目、そして89分には左サイドで繋いだボールにゴール前で上月翔聖が決めダメ押しとなる3点目。この日は決め手で勝ったFC大阪が3-1で勝ち3年連続開幕戦首位スタート(今回は首位タイ)を決めた。新宿は3失点で敗れJFLの洗礼を受ける結果になった。
ヴィアティン三重とホンダロックSCは「アサスタ」で対戦。前半はシュート数で互いに4本ずつも19分に右CKからのゴール前相手クリアから繋いだボールを寺田匡史が決め先制すると38分には右CKからゴール前で田村翔太のHSバー跳ね返りを谷奥健四郎が詰め追加点。V三重が2-0で折り返す。後半は54分のFKのチャンスに菅野哲也が決め3点目。その後は後半シュート数12本のロックが優位な展開となり76分に右サイドからのクロスにゴール前相手のクリアボールを髙橋健が決め1点を返すが、その後はV三重守備陣が体を張った守りでゴールを許さずV三重が3-1で勝ち入会6年目で初のホームゲームで首位発進を決めた。
MIOびわこ滋賀と奈良クラブは「東近江」で対戦。前半シュート数で上回る奈良が35分に左サイドからのクロスボールにゴール前で金子昌広が頭で合わせ先制。しかし奈良は前半勝利間際に退場者を出す。滋賀は前半シュート2本でゴールなく、奈良が1点リードで折り返す。後半は数位的優位に立つ滋賀だったが守りを固める奈良の守備を崩せず、それでもシュート4本を放ったが最後までゴールが遠く試合終了。虎の子の1点を守り切った奈良が2年連続同一カードで白星発進となった。
高知ユナイテッドSCと東京武蔵野ユナイテッドFCは「春野陸」で対戦。前半はシュート数で上回る武蔵野が右サイドから繋いだボールに田口光樹がシュート、一度は相手GKにクリアされるも自ら詰め先制。高知も4本のシュートうぃ放ったが決定機に決めきれず武蔵野が1点リードで折り返す。後半はシュート数で上回る高知が59分に稲積大介の左サイドからのドリブル突破からゴール前にクロスボールを入れると西村光司が左足で合わせ同点。その後は互いに決定的なチャンスを作るが互いの攻守もあり決めきれず試合終了。1-1の引き分けとなり勝点1ずつを分け合った。
次節(第2節)は3月19日(土)に3試合、20日(日)に4試合、21日(月・祝)に1試合が開催される。
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