第2節 FCマルヤス岡崎 vs 鈴鹿ポイントゲッターズ(2022/3/20)より
第24回JFL第2節が3月19日(土)に3試合、20日(日)に4試合、21日(月・祝)に1試合が開催された。新入会チームではJFLホーム初戦の新宿がしまね相手に惜敗。鈴鹿の三浦知良は2戦連続先発出場で自身の最年長出場記録を更新。その鈴鹿相手にマルヤスの酒井達磨がハットトリック達成。チーム成績ではV三重が唯一の連勝で首位に立った。
19日はソニー仙台FCとヴィアティン三重が「めぐみB」で対戦。V三重は38分に森主麗司が相手ボールをインターセプトし前線へパスを出すとゴール前で菅野哲也が落ち着いて決め先制。ソニーは前半シュート3本でゴールなくV三重が1点リードで折り返す。後半はシュート7本を放ちシュート数で相手を上回ったソニーだったがV三重の安定した守りを崩すことが出来ず、逆にV三重は79分に森主麗司がゴール前相手のクリアボールを落ち着いて決め2点目。87分にはPKのチャンスを得ると田村翔太が決め3点目。その後はソニーの反撃を抑えV三重が3点差で勝ち連勝、ソニーは連敗となった。
奈良クラブとHonda FCは「ロートF」で対戦。前半からボールを保持する時間が長いHondaだったがなかなかシュートまで持っていけず前半はシュート4本でゴールなし。奈良もチャンスを作るがこちらもシュート2本でゴールなくスコアレスで折り返す。後半もHondaが主導権を握る展開も前半同様になかなかシュートまで持っていけず後半はシュート3本でゴールなし。奈良もチャンスを作るものの後半はシュート1本でゴールなしで試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。
クリアソン新宿とFC神楽しまねは「駒沢」で対戦。前半から積極的に仕掛け7本のシュートを放った新宿だったが相手の身体を張った守りの前にゴールならず。しまねはカウンターからチャンスを作り4本のシュートを放ったがゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は49分にしまねが髙畑智也が左サイドからドリブルで持ち込み決め先制。新宿は後半も優位に攻め7本のシュートを放ったが、この日はしまねのGK井上亮太は好セーブ連発で相手ゴールを許さず試合終了。虎の子の1点を守り切ったしまねが今季初戦で勝利。新入会でJFL初ホーム開催の新宿は2,603人の来場者の中で勝利ならず連敗となった。
20日はMIOびわこ滋賀とラインメール青森が「東近江」で対戦。強風の中でボールコントロールが難しい中で滋賀がシュート2本、青森がシュート3本でゴールなくスコアレスで折り返す。後半は71分に滋賀がペナルティライン付近から曺亨仁がFKを直接決め先制。しかし青森は81分にPKのチャンスを得ると津久井匠海が決め同点に追いつくと90+4分には右CKからのボールにゴール前フォアサイドから浦田延尚が走り込んで頭で合わせゴール。これが決勝点となり青森が逆転で今季初勝利。滋賀は逆転で敗れホーム連敗となった。
FCマルヤス岡崎と鈴鹿ポイントゲッターズは「名古屋港」で対戦。鈴鹿の三浦知良はこの日も先発出場で自身の持つ最年長出場記録を55歳22日に延ばし、11分には左サイドからのクロスにゴール前で左足で合わせシュートを放つがゴールならず。逆にマルヤスはその後すぐにカウンターからゴール前相手クリアボールから繋いだボールを水谷侑暉が決め先制すると17分にはゴール前で繋いだボールを酒井達磨が決め2点目。42分には自陣ロングボールからゴール前で繋いだボールを酒井達磨がゴール左上隅に決め、マルヤスが3-0で折り返す。HTに鈴鹿は前線の選手2名を交代し、交代で入った藤島樹騎也が56分にゴール前でパスを受けると相手を交わしながら決め1点を返すが、マルヤスも58分に右からのクロスボールにゴール前で競り合いながら酒井達磨が押し込み4点目。酒井達磨はこれでハットトリック達成。鈴鹿も78分に右サイドからの直接FKにゴール前で三宅海斗が頭で合わせ2点差に詰め寄るが追いつくことが出来ず。マルヤスが4-2でチーム最多の1,420人の中で今季初戦白星スタート。鈴鹿は連勝ならず。
東京武蔵野ユナイテッドFCとFC大阪は「武蔵野」で対戦。武蔵野は前半15分に左サイドでボールを繋ぎゴール前のクロスボールに石原幸治が頭で詰め先制。FC大阪は4本のシュートを放ったがゴールなく武蔵野が1-0で折り返す。後半は50分にFC大阪は右からのクロスボールにゴール前でルイス・フェルナンドがオーバーヘッドで決め同点にするが武蔵野は71分にPKのチャンスを得ると澤野康介が決め再びリード。そして82分には梁賢柱が右サイドから相手と競り合いながらドリブルで持ち込み決めダメ押しの3点目。FC大阪は後半シュート数で10本を放ったが2点目が遠く、武蔵野が3-1で今季初勝利。FC大阪は連勝ならず。
ホンダロックSCと高知ユナイテッドSCは「宮崎市」で対戦。前半はシュートゼロのロックに対し、高知は3本のシュートを放つがゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は59分に高知はカウンターからゴール前に出たパスに右サイドから走り込んだ西村勇太が相手GKを交わし決め先制。後半はシュート数でロックが上回るも(ロック4本、高知2本)高知守備陣の体を張った守りの前にゴールならず試合終了。虎の子の1点を守り切った高知が今季初勝利。ロックは開幕から連敗となった。
21日(月・祝)はFCティアモ枚方とヴェルスパ大分が「枚方」で対戦。前半2分に枚方は斧澤がゴール前に浮き球を入れ、相手のクリアボールに薬師寺孝弥がミドルシュートを決め先制、38分には右サイドからのクロスボールにニアサイドに走り込んだバジルが高い打点から頭で合わせ2点目。V大分はボールも持つ時間が多くチャンスを作り5本のシュートを放つが5本のCKからのチャンスも生かせずゴールなし。前半は枚方が2-0で折り返す。後半は風上のV大分が前半同様にボールを持つ時間は多くシュート数も8本で、6本のCKのチャンスもゴールに結びつかず。逆に枚方は77分にゴール前でのパス回しから最後はゴール前左サイドから森本ヒマンが決めダメ押しとなる3点目。その後はV大分に決定的なチャンスを作らせず試合終了。枚方が3-0で今季初勝利。V大分は連勝ならず。
次節(第3節)は3月26日(土)に1試合、27日(日)に7試合が開催される。
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