日本フットボールリーグオフィシャルWebサイト

TOPICS

第24回JFL 第4節「ホンダロックが日野友貴の4ゴール等で今季初勝利!」


第4節 ホンダロックSC vs FC神楽しまね(2022/4/3)より

 第24回JFL第4節が4月2日(土)に1試合、3日(日)に7試合が開催された。首位のV三重がHondaに敗れ、3戦3連勝のマルヤスが首位に浮上。ロックは日野友貴の4ゴール等で快勝、日野は得点ランキング首位に浮上した。

 2日はHonda FCとヴィアティン三重が「都田」で対戦。前半21分にV三重はカウンターからボールを繋ぎ最後は田村翔太がやや右サイドから相手GKを交わし左上隅に決め先制すると32分にHondaは左サイドのフリースローから松本和樹がドリブルで持ち込んだボールを鈴木雄也が繋ぎヒールパス、それを松本和樹が落ち着いて決め同点。その後は35分にV三重が退場者を出し1-1の同点で折り返す。後半数的優位になったHondaがボールを支配する展開が続くもV三重守備陣の体を張った守りの前にゴールが決められず終盤へ。そして87分にHondaは右サイドから冨永和輝からゴール前にクロスを入れるとゴール前フォアサイドで川畑隼人が頭で合わせたボールが右下隅に決まり逆転。これが決勝点となり2-1でHondaが勝ち開幕以来の2勝目となった。開幕3連勝のV三重は数的不利もあり後半はシュートゼロで今季初黒星となった。

 3日はヴェルスパ大分と奈良クラブが「大分陸」で対戦。奈良は右サイドから金子昌広がドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れ相手DFのクリアボールを逆サイドから森俊介が決め先制。V大分は16分には相手陣内でボールを奪いゴール前で繋いだボールを最後は利根瑠偉が押し込み同点。1-1で前半を折り返す。後半は52分に奈良は森田凜がハーフェイライン付近で相手ボールをインターセプトし前方へパス、これを浅川隼人が右サイドから決め再びリード。81分にV大分は西埜植颯斗がゴールラインギリギリの所からドリブルで持ち込ゴール前にパス、これを利根瑠偉が詰め再び同点。しかし奈良は87分に右サイドのスローインから繋ぎ金子昌広からのクロスボールにゴール前で浜田幸織が頭で合わせ三度リード。その後はV大分の反撃を抑えた奈良が1点のリードを守りきって勝ち開幕戦以来の勝利、敗れたV大分は黒星先行となった。

 ソニー仙台FCとFC大阪は「ユアスタ」で対戦。前半は攻守の切り替えの速い展開で互いにチャンスを作るがシュートは少なくスコアレスで折り返す。後半は攻撃の形は作るもののなかなかシュートまで持っていけないソニーに対し、FC大阪は78分に自陣から前方右サイドへロングボールを入れると久保吏久斗がゴール前にクロスを入れ、フォアサイドで今村優介が前方に頭から飛び込み決め先制すると86分にはPKのチャンスにエフライン・リンタロウが決め追加点。その後はソニーの反撃を抑えたFC大阪が2点差で勝ち、開幕戦以来の白星。敗れたソニーは今季3敗目で未だにゴールなし。

 FCティアモ枚方と高知ユナイテッドSCは「枚方」で対戦。前半は攻守の切り替えの速い展開から互いに積極的に仕掛け20分には高知が中央で繋いだボールから西村光司がシュートを放ち、相手GKのクリアボールを樋口叶が詰め先制すると33分には枚方が中央後方からのロングボールに大垣勇樹が頭で合わせ同点、1-1で折り返す。後半も互いに積極的に仕掛けシュートまで放つが互いの守備陣が体を張った守りでゴールを許さずゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 FCマルヤス岡崎とラインメール青森は「マルヤス龍北」で対戦。前半12分にマルヤスは相手ボールを前方にポジションをとっていたGK角井栄太郎がロングフィードでゴール前にボールを入れると水谷侑暉が相手DFを交わしながら落ち着いて決め先制。その後もマルヤス優位の展開で進めるも追加点ならず。青森はシュート1本でゴールなくマルヤスが1-0で折り返す。後半は青森が優位に攻める時間が多くなりシュート数(青森5本、マルヤス2本)でも上回るがマルヤスの守備が固くゴールなし。マルヤスも追加点を狙ったがチャンスに決め切れずこのまま試合終了。虎の子の1点を守り切ったマルヤスが1-0で逃げ切って勝ち今季3戦3勝で第21回大会の5月3日以来となる首位に立った。青森は2試合連続ゴールなしで黒星先行となった。

 東京武蔵野ユナイテッドFCと鈴鹿ポイントゲッターズは「武蔵野」で対戦。朝から雨が降りしきる中で注目の鈴鹿の三浦知良はベンチスタート。序盤は武蔵野が相手陣内に攻め込む時間が続くが徐々に鈴鹿がボールを持つ時間が長くなり3本のシュートを放つもゴールなし。武蔵野はシュート1本でゴールなくスコアレスで折り返す。後半は71分に鈴鹿が中央で繋いだボールから三宅海斗が放ったシュートがクロスバーに当たり、それが相手GKに当たり、そのこぼれ球を栗田マークアジェイが詰め先制。その後は鈴鹿のGKが交代するなどもあり、武蔵野がボールを支配し多くのシュートを放つが鈴鹿の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。虎の子の1点を守り切った鈴鹿が開幕戦以来の2勝目。武蔵野は今季初のゴールなしで黒星となった。鈴鹿の三浦知良はこの試合での出場はなし。

 ホンダロックSCとFC神楽しまねは「宮崎串間」で対戦。前半12分にロックは左サイドからロングボールをゴール前で繋ぎ最後は日野友貴が詰め先制すると16分には相手のバックスパスを日野友貴が奪いそのまま持ち込み決め2点目。21分には日野友貴がゴール前右サイドから左サイドへ切り込みながら決め3点目。そして32分にはカウンターから甲斐史也が前線に出したパスを受けた日野友貴がドリブルで持ち込み決め4点目。しまねはシュート2本でゴールなくロックが4-0で折り返す。後半もロックが優位に攻め51分には右サイドから田中大和がクロスボールを入れるとフォアサイドにいた玉城嵐士が頭で合わせ5点目。しまねは59分にPKのチャンスを得るとこれを遊馬将也が決め1点を返すが追いつくことが出来ず試合終了。ロックが日野友貴の4ゴール等で5-1と快勝、今季初白星となった。しまねは連敗となった。

 クリアソン新宿とMIOびわこ滋賀は「味スタAGF」で対戦。朝から降りしきる雨の中で前半13分に滋賀は自陣左サイドから右サイド前方へへロングボールを入れるとこれを曺亨仁がドリブルで持ち込みミドルシュートを左下隅に決め先制。シュート数(新宿7本、滋賀6本)で上回るが決定機に決めきれず滋賀が1点リードで折り返す。後半は新宿がボールの主導権を握る時間が多く9本のシュートを放つが滋賀守備陣の体を張った守りの前にゴールならず。滋賀は後半シュート3本で追加点なし。滋賀が虎の子の1点を守り切り今季初勝利。新宿は2試合連続ゴールなしで敗れこれで開幕から3連敗となった。

 次節(第5節)は4月9日(土)に3試合、10日(日)に4試合が開催される。
※もう1試合の青森-新宿は5月5日(木・祝)に開催される。