第6節 ソニー仙台FC vs 鈴鹿ポイントゲッターズ(2022/4/17)より
第24回JFL第6節が4月16日(土)に5試合、17日(日)に2試合が開催された。首位のマルヤスは新宿との接戦を制し5戦全勝で首位をキープ、ソニーは先制されるも終盤で2ゴールの逆転勝ちで今季ホーム初勝利。鈴鹿の三浦知良は先発で74分まで出場し自身のもつ最年長出場記録を更新した。
※ホンダロックSC-MIOびわこ滋賀は開催中止となりました。
16日はHonda FCとFC大阪が「都田」で対戦。前半は互いにシュート2本ずつと少なくスコアレスで折り返す。後半は71分にHondaが左サイドから川畑がドリブルで駆け上がり富田湧也からのリターンパスからカーブをかけたミドルシュートが右上隅に吸い込まれ先制。しかしFC大阪は82分に右CKからゴール前で岩本知幸が頭で後ろにそらしたボールを左サイドにいたエフライン・リンタロウが角度のないところから決め同点とすると、90分には自陣GKからのロングボールに相手のクリアから相手守備のこぼれ球を上月翔聖がドリブルで持ち込み決め逆転。その後はHondaの反撃を抑えたFC大阪が逆転勝利で今季3勝目。Hondaは今季初黒星となった。
ヴェルスパ大分と高知ユナイテッドSCは「JLスタ(大分陸)」で対戦。前半は攻守の切り替えの速い展開から互いにチャンスを作りシュートまでもって行くが互いに守りも堅くゴールなしのスコアレスで折り返す。後半は67分に高知が自陣からのロングボールを受けた稲積大介が左サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前で西村光司が右足で合わせゴール右下隅に決め先制。その後は互いにチャンスを作るもゴールはなし。V大分は最後まで高知の体をはった守りの前に1点が遠くこのまま試合終了。虎の子の1点を守り切った高知が第2節以来の勝利。V大分は今季3敗目となった。
東京武蔵野ユナイテッドFCとラインメール青森は「武蔵野」で対戦。前半シュート数で上回る(武蔵野4本、青森5本)青森は35分に右からのクロスボールをゴール前で繋ぎ相手のこぼれ球に岸田翔平が繋いだボールを青木義孝が右足で詰め先制。武蔵野もチャンスを作るが決定機に決めきれず青森が1点リードで折り返す。後半は攻守の切り替えの速い展開で互いにチャンスを作るがシュートまで持って行けないシーンが続きシュート数は前半より少なく(武蔵野3本、青森4本)で互いに体を張った守りで相手ゴールを許さずゴールなく試合終了。青森が虎の子の1点を守り切り第2節以来の勝利でアウェイ5連戦は五分とした。武蔵野は今季2敗目となった。
クリアソン新宿とFCマルヤス岡崎は「味スタAGF」で対戦。前半からボールの主導権をもちシュート数(マルヤス9本、新宿3本)で上回るマルヤスが40分にゴール前の連続シュートから最後は塩谷仁のシュートの当たった阪本将基が自ら押し込み先制、マルヤスが1点リードで折り返す。後半は新宿が4本のCK等チャンスを増やし決定的なシーンが増えてくるが決定機もマルヤスの体を張った守りの前にゴールならず、マルヤスも後半は追加点を狙って仕掛けるも決定機に決め切れず追加点なく試合終了。マルヤスが1点のリードを守り切って勝ち、これで5戦5勝の首位をキープ、新宿は4戦4敗。
FCティアモ枚方とFC神楽しまねは「枚方」で対戦。強風の中で前半は風上に立つしまねが11本のシュートを放ち枚方は守りの時間が続く。しまねは再三決定的なチャンスを作るものの枚方のGK木村壮宏の好セーブ等もありゴールならず。枚方は前半シュートゼロでゴールなく、スコアレスで折り返す。後半は風上に立つ枚方が47分に左サイド距離のある位置から薬真寺孝弥が放った直接FKが追い風に乗り相手GKの手を弾きゴール右上隅に吸い込まれ先制。しまねも風下ながら枚方を上回るシュートを放ち(枚方4本、しまね5本)枚方ゴールに迫るが枚方の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。虎の子の1点を守り切った枚方が1-0で第2節以来の勝利。しまねは4連敗となった。
17日はソニー仙台FCと鈴鹿ポイントゲッターズが「ユアスタ」で対戦。鈴鹿は前半は7本のCKのチャンスを生かせずシュート1本でゴールなし。ソニーも前半は5本のシュートを放つもチャンスに決め切れずスコアレスで折り返す。後半は62分に鈴鹿はペナルティラインやや後ろの位置でFKのチャンスを得るとこれを中里崇宏が直接決め先制。三浦知良選手は74分まで出場し自身のもつ最年長出場記録を55歳と50日に更新した。その後ソニーは75分に左サイドを藤原元輝がドリブルで持ち込みゴール前にクロスを入れるフォアサイドに走り込んだ佐々木敦河が体ごと押し込み同点とすると78分には右サイドで繋いだボールから松本拓海が放ったシュートが相手に当たりゴールに吸い込まれ逆転。その後は鈴鹿の反撃を体を張った守りでゴールを許さずソニーが2-1で逆転勝利。今季ホームでの初勝利で前節の今季初勝利に続いて連勝となった。鈴鹿は今季2敗目となった。
ヴィアティン三重と奈良クラブが「アサスタ」で対戦。前半19分に奈良は相手のパスをカットしそのまま森田凜がシュートを放ち先制。その後はV三重が27分に退場者を出し一人少ない状況になると。その後は互いにゴールなく奈良が1点リードで折り返す。後半は数的優位に立った奈良が57分にGKアルナウのロングフィードから相手のクリアミスを金子昌広が落ち着いて決め追加点。V三重は73分に右CKからのボールをゴール前距離のある位置から大竹将吾が頭で合わせ1点を返す。その後、奈良は78分に寺村浩平が左サイドからドリブルで持ち込み決め再び2点差に。しかしV三重は80分に再開直後に池田直樹がドリブルで持ち込み決め再び1点差にすると90+5分の終了間際にセンターライン付近で池田直樹がボールを奪いドリブルで持ち込み前線にパス、それを寺下裕貴がやや右サイドから左下隅に決め追いつく。その後は奈良の反撃をV三重の守備陣が抑え3-3の引き分けで試合終了。勝点1ずつを分け合った。V三重は連敗ストップ、奈良は今季3度目の引き分けとなった。
次週(4月23、24日)は天皇杯都道府県予選のためリーグ戦は休み。次節(第7節)は5月1日(日)に8試合が開催される。
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