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第24回JFL 第8節「東京対決は東京武蔵野ユナイテッドFCの勝利!」


第8節 東京武蔵野ユナイテッドFC vs クリアソン新宿(2022/5/14)より

 第24回JFL第8節が5月14日(土)に2試合、15日(日)に5試合が開催された。首位のマルヤスは好調のロック相手に0-2で今季初黒星。2006年の第8回大会以来となるJFL東京都内チーム同士の対戦は第1回大会から参加する武蔵野が新入会の新宿に勝利。鈴鹿ポイントゲッターズの三浦知良は先発で前半45分のみ出場し自身のもつ最年長出場記録を55歳と78日に更新した。
 ※ヴィアティン三重-FC大阪は開催中止となりました。

 14日は東京武蔵野ユナイテッドFCとクリアソン新宿が「武蔵野」で対戦。前半は互いにチャンスを作りシュート数で6本ずつ放つも新宿は武蔵野堅い守りの前にゴールならず。逆に武蔵野は28分にカウンターから川戸大樹がドリブルで駆け上がり前方にパスを出すと石原幸治がシュートを放ち、相手GKのこぼれ玉を澤野康介が詰め先制。武蔵野が1-0で折り返す。後半も攻守の切り替えの速い展開で互いにチャンスを作りシュート7本ずつを放つも決定的なチャンスに決めることができない新宿に対し、決め手で勝る武蔵野が57分にはカウンターからボールを繋ぎ相手GKが飛び出しクリア出来なかったこぼれ球に川戸大樹が大きく前方に蹴り込んだボールがゴールに吸い込まれ2点目。80分にはGKから中央で繋いだボールを最後は石原幸治がドリブルからミドルシュートを決め3点目。その後は相手にゴールを許さず試合終了、3-0で武蔵野が東京対決を制し先輩チームとしての経験の差を見せた。新宿は6敗目となり勝点は1のまま。

 ホンダロックSCとFCマルヤス岡崎は「宮崎県」で対戦。前半から攻守の切り替えの速い展開でシュート数では互いに4本ずつ。36分にロックはGKから中央右サイドで藤山雄生が頭で繋いだボールにボールを受けた木橋朋暉が中央に切り込み豪快なミドルシュートを放つと右隅に決まり先制。マルヤスはCK等のチャンスを生かせずゴールなし。ロックが1-0で折り返す。後半はシュート数でマルヤスが上回り優位に攻めるもロック守備陣の体を張った守りの前にゴールならず。逆にロックは77分に杉田達哉が左サイドで相手ボールを奪うと中央で大脇瑞城が繋ぎ右サイドにパスを出すと田中大和が落ち着いて決め追加点。その後はマルヤスの反撃を抑え2-0で勝ち3連勝でこの時点で2位に浮上(翌日は3位へ)。マルヤスは今季初黒星も首位をキープ。

 15日は鈴鹿ポイントゲッターズとHonda FCが「三交鈴鹿」で対戦。前半10分に鈴鹿はHondaのパスミスから跳ね返って前方に出たボールを橋本晃司が抜け出しドリブルで持ち込み決め先制。しかしHondaは16分に左サイドからのクロスボールに相手守備の裏をついた富田湧也が頭で決め同点とすると18分には左サイドからのクロスにまたも富田が頭で合わせ逆転、Hondaが1点リードで折り返す。前半からボールの主導権を握るHondaは後半も同様に主導権を握り55分には右サイドから繋ぎ川浪龍平がクロスを入れるとゴール前距離のある位置から八戸雄太がミドルシュートを決め3点目。59分にボールを繋ぎながらやや左サイドを抜け出した岡﨑優希が持ち込んで放ったシュートが右隅に決まり4点目。鈴鹿もチャンスを作り3本のシュートを放ったがHondaの堅い守りの前に2点目はならず。Hondaが4ゴールで3点差をつけ逆転勝利。鈴鹿は今季ホームで初の黒星となった。

 ヴェルスパ大分とFC神楽しまねは「JLスタ(大分陸)」で対戦。前半は攻守の切り替えの早い展開で互いにチャンスを作りV大分が7本、しまねが5本のシュートを放つが互いに守りも堅くゴールならずスコアレスで折り返す。後半はしまねがボールの主導権を握る時間が多くシュート数でも相手を上回ったが(V大分4本、しまね7本)決定機に決められず、逆にV大分は84分に藤本拓臣が左サイドを藤本拓臣がドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れるとフォアサイドにいた中村真人が走り込みながら頭で押し込み先制。その後はしまねの反撃を振り切ったV大分が虎の子の1点を守り切り3試合ぶりの勝利。しまねは5試合連続ゴールなし。

 ソニー仙台FCとラインメール青森は「めぐみB」で対戦。前半32分に青森はFKを和田響稀が直接決め先制。ソニーは前半はシュート1本でゴールなく青森が1点リードで折り返す。後半はシュート数ではソニーが上回ったが(ソニー4本、青森3本)青森の守備陣の体を張った守りの前に最後までゴールならず。逆に青森は82分に和田響稀が左サイドから放ったボールが相手に当たりゴールに吸い込まれ2点目。85分には佐久間駿希が相手ボールをインターセプトし前線にパスを出すと行武大希が落ち着いて右隅に決め3点目。その後はソニーの反撃を抑え青森が3点差をつけ勝ち連勝。ソニーは3試合ぶりの黒星となった。

 FCティアモ枚方とMIOびわこ滋賀は「たまりく(枚方)」で対戦。前半25分に枚方は相手ボールをクリアし繋いだボールから森本ヒマンが決め先制。滋賀は36分にはこぼれ球から竹下玲王がドリブルで持ち込み決め同点とし1-1で折り返す。後半は滋賀が8本のシュートを放ちながらゴールなし。逆に13本のシュートを放った枚方が51分に斧澤隼輝が右サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れると島津頼盛が合わせ2点目。77分には左サイドから大垣勇樹のクロスに森本ヒマンがゴール前で合わせ3点目。終了間際にはゴール前相手GKのクリアボールを宮城和也が詰め4点目。枚方が今季最多の4ゴールを決め2試合ぶりの勝利。滋賀は連敗で今季6敗目となった。

 高知ユナイテッドSCと奈良クラブは「春野陸」で対戦。前半は奈良クラブがボールの主導権を握り32分に左サイドの距離のある所から相手のクリアボールに加藤徹也がゴール前にロングボールを入れると右サイドを走り込んだ浅川隼人が頭で合わせ先制。高知はシュート2本でゴールなく奈良が1点リードで折り返す。後半は高知がボールの主導権を握ることが多くシュート数でも上回ったが(高知4本、奈良2本)奈良の堅い守りの前にゴールが遠く、奈良もチャンスを作ったが決められず後半は互いにゴールなく試合終了。奈良が虎の子の1点を守り切り4試合ぶりの勝利。高知は3試合ぶりの黒星となった。

 次週(5月21、22日)は天皇杯1回戦のためV三重-FC大阪の代替試合以外リーグ戦は休み。次節(第9節)は5月28日(土)に4試合、29日(日)に4試合が開催される。また第8節の代替試合のV三重-FC大阪は5月21日(土)に開催される。