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第24回JFL 第9節「MIOびわこ滋賀が今季ホームで初勝利!」


第9節 MIOびわこ滋賀 vs Honda FC(2022/5/29)より

 第24回JFL第8節が5月28日(土)に4試合、29日(日)に3試合が開催された。好調のロックが新宿に勝ち3連勝で2位に浮上、2位のHonda相手に滋賀が今季ホームで初勝利。鈴鹿ポイントゲッターズの三浦知良は今季リーグ戦初のベンチ外となった。
※FCマルヤス岡崎-ソニー仙台FCは開催中止となりました。

 28日は鈴鹿ポイントゲッターズとヴェルスパ大分が「上野競」で対戦。前半13分にV大分はPKのチャンスを得ると前田央樹が決め先制。V大分は前半7本のシュートを放つもゴールは1点のみ。鈴鹿はシュート3本でゴールなくV大分が1点リードで折り返す。後半はシュート数で鈴鹿が勝るも(鈴鹿6本、V大分3本)V大分の安定した守りの前にゴールが遠く。逆にV大分は90分に利根瑠偉が自陣左サイドでボールを受けると中村真人にパスを出しそのリターンから左サイドをドリブルで駆け上がり角度のないところから決め追加点。その後は鈴鹿の反撃を抑え試合終了。V大分が2点差をつけ今季初の連勝。鈴鹿はホームで今季初の連敗となった。

 FC神楽しまねとヴィアティン三重は「島根サ」で対戦。前半シュート数はほぼ互角もV三重は35分に自陣からのロングボールに橋本拓門が右サイドを駆け上がりゴール前に横パスを出すとニアサイドに走りこんだ菅野哲也がミドルシュートを決め先制し、V三重が1点リードで折り返す。後半はシュート1本のしまねに対し6本のシュートを放ったV三重が優位に攻めるもチャンスに決め切れず追加点はなし。後半のしまねは決定的なチャンスが作れずゴールなく試合終了。V三重が1点を守り切り第3節以来の勝利となった。しまねは連敗となった。

 FC大阪と高知ユナイテッドSCは「服部陸」で対戦。前半はFC大阪が優位に攻めシュート数で上回るも互いにゴールなくスコアレスで折り返す。後半はシュート数では高知が上回り(FC大阪5本、高知8本)、58分に高知は相手ボールを奪い栗原純弥のスルーパスに岡田大介が抜け出して決め先制。しかしFC大阪は61分に久保吏久斗のドリブル突破から前線にパスを出す左サイドから走り込んだ町田蘭次郎が角度のない所から決め同点にすると63分には右サイドから久保吏久斗がゴール前にクロスを入れると今村優介が胸でワントラップし決め逆転。しかし高知は68分に左サイドを稲積大介がドリブルで駆け上がりゴール前にクロスを入れると相手守備の裏を抜け出した赤星魁麻が抜け出し決め同点とする。そして試合終了間際の90+4分にFC大阪は上月翔聖がゴール前をドリブルで相手を交わしながら決め、これが決勝点となりFC大阪が3試合ぶりの勝利。高知は今季初の連敗となった。

 クリアソン新宿とホンダロックSCは「味スタAGF」で対戦。前半15分にロックは相手GKのパスからFPのミスで奪ったボールから本橋朋暉が落ち着いて決め先制。ロックの前半のシュートはこの1本のみ。その後は新宿がチャンスを作る時間が多くなるがロックの安定した守りの前に決定的なシュートが放てずロックが1点リードで折り返す。後半は47分に左CKからのボールにゴール前ニアサイドで高い打点から長谷川雄介が頭で合わせ2点目。55分には左サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前で相手のこぼれ球を杉田達哉が落ちついて決め3点目。新宿は60分にPKのチャンスを得ると池谷友喜が決め1点を返す。その後は互いにチャンスを作るが決められずこのまま試合終了。ロックが2点差をつけ勝ち3連勝。新宿は連敗となった。

 29日はラインメール青森とFCティアモ枚方が「むつ」で対戦。青森は前半10分にややサイドの直節FKから相手のクリアボールが右サイドに流れ長倉颯がクロスを入れ佐久間駿希がシュート、相手GKのクリアボールを平墳迅が詰め先制。枚方は33分に自陣からのロングボールにゴール前の混戦から相手クリアボールを大垣勇樹が決め同点。そして青森は45+2分に平墳迅が左サイドをドリブルで駆け上がりゴール前後方にパスを入れると走り込んだ長倉颯がミドルシュートを決め再びリードし2-1で前半を折り返す。後半は枚方がシュート数で上回る展開も決定的なチャンスを作るが決め切れず。青森は後半シュート2本でゴールなし。青森が1点のリードを守り切って勝ち連勝。枚方は今季4敗目。

 奈良クラブと東京武蔵野ユナイテッドFCは「ロートF」で対戦。前半は奈良がシュート数で上回る(奈良5本、武蔵野3本)展開も互いにチャンスに決め切れずスコアレスで折り返す。後半は武蔵野が54分に左サイド武蔵野の仕掛けからゴール前混戦で後方にこぼれたボールを鳥居俊が低く抑えたミドルシュートを決め先制すると84分には右CKから相手のクリアボールをゴール前で繫ぎ最後は上加世田達也が詰め追加点。後半もシュート数で上回る(奈良6本、武蔵野3本)奈良だったが武蔵野守備陣の体を張った守りの前にゴールならずこのまま試合終了。武蔵野が2点差で勝ち連勝。奈良は4試合ぶりの黒星となった。

 MIOびわこ滋賀とHonda FCは「甲賀」で対戦。前半からHondaがボールの主導権を握るものの滋賀の堅い守りの前に決定的なシュートが放てず。逆に滋賀は34分に自陣左サイドからのロングボールに抜け出した秋山駿が距離のあるところから落ち着いて決め先制。滋賀が1-0で折り返す。後半もボールの主導権はHondaが握り滋賀ゴール前で再三のチャンスを作り7本のシュートを放つも滋賀の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。滋賀は後半シュート1本でゴールなし。試合は虎の子の1点を守り切った滋賀が1-0で勝ち5試合ぶりの白星は今季ホームで初勝利となった。Hondaは今季2敗目で6位に順位を落とした。

 次節(第10節)は6月4日(土)に3試合、5日(日)に5試合が開催される。また天皇杯2回戦が6月1日(水)に開催され6チームが参加する。