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天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 2回戦総括(JFLチーム出場試合)


天皇杯2回戦 京都サンガF.C. vs 高知ユナイテッドSC(2022/6/1)より

 天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会のJFLが対戦する2回戦が6月1日(水)に6試合が開催された。JFLからは6チーム出場。Hondaは先制するがJ2首位の仙台に逆転負けで今年はJクラブ撃破ならず。高知は先制するも後半終盤に追いつかれ延長戦で2失点し敗れた。今日の2回戦は6チーム敗れ3回戦進出ならず。
※2回戦残り1チーム(ソニー仙台FC)の試合は6月8日(水)に開催。


■2回戦の結果
 ※【 】は、マッチナンバー、得点後の(  )は背番号

◎6月1日(水)

【36】19:00 昭和電工ドーム大分(昭和電ド)
大分トリニータ(J2) 3-0(前半1-0、後半2-0) FC神楽しまね(島根県)

失点:20分、63分、76分

 FC神楽しまねはJ2の大分トリニータと対戦。前半から大分にボールの主導権を握る展開で20分に梅崎司が決め大分が先制。その後も相手に主導権を握られるも追加点は許さず。しまねはシュート1本でゴールなく大分が1-0で折り返す。後半も大分が優位な展開でしまねはチャンスを作るがシュートまでもって行けず。大分は63分に宇津元伸弥が決め2点目、そして76分には佐藤丈晟が決め3点目。しまねは後半もシュート1本でゴールなく試合終了。しまねは0-3で敗れ3回戦進出ならず。

 
【40】19:00 ユアテックスタジアム仙台(ユアスタ)
ベガルタ仙台(J2) 2-1(前半2-1、後半0-0) Honda FC(アマチュアシード)

Honda得点:13分(3)三浦誠史
失点:32分、37分

 Honda FCはJ2のベガルタ仙台と対戦。前半から積極的に仕掛けるHondaが13分に左サイドから八戸雄太が逆サイドにクロスボールを入れ川浪龍平が頭で折り返すと三浦誠史が頭で合わせ先制。その後もボールの主導権を握るHondaだったが決定的なシュートまで持って行けず、逆に仙台が32分に左サイドから仕掛けゴール前のクロスを中山仁斗が頭で合わせ同点とし、37分には右サイドを加藤千尋がドリブルから持ち込み右サイドギリギリに決め逆転。その後は互いに追加点はなく仙台が2-1で折り返す。後半はセカンドボールを多く奪ったHondaがボールの主導権を握りシュート数でも上回ったが(仙台5本、Honda6本)決定的なチャンスも仙台守備陣の体を張った守りの前にゴールならず後半は互いにゴールなく試合終了。Hondaが今年はJクラブ撃破ならず1-2で敗れ3回戦進出ならず。


【41】19:00 ニッパツ三ツ沢球技場(ニッパツ)
横浜F・マリノス(J1) 3-0(前半1-0、後半2-0) 鈴鹿ポイントゲッターズ(三重県)

失点:9分、75分、90+3分

 鈴鹿ポイントゲッターズはJ1の横浜F・マリノス(J1)と対戦。横浜FMが前半9分にカウンターからのシュートのポスト返りを詰め先制。その後は攻守の切り替えの早い展開で横浜FMがシュート8本に対し鈴鹿もシュート7本を放つがゴールなく横浜FMが1-0で折り返す。後半は横浜FMが優位な展開で進み75分に右サイドのコーナーキックから繫いだボールを決め2点目。90+3分にはゴール前の競り合いから詰め3点目。鈴鹿は後半シュート3本でゴールなく試合終了。鈴鹿は0-3で敗れ3回戦進出ならず。注目の三浦知良はこの日もベンチ外となった。


【44】19:00 たけびしスタジアム京都(たけびし)
京都サンガF.C.(J1) 3-1(前半0-0、後半1-1、延長前半2-0、延長後半 0-0) 高知ユナイテッドSC(高知県)

高知得点:69分(9)赤星魁麻
失点:82分、99分、105+1分

 高知ユナイテッドSCはJ1の京都サンガF.C.と対戦。前半は高知がJ1の京都相手に積極的に仕掛けシュート数では相手と同じ6本のシュートを放ちCK数でも上回ったが決定機に決め切れず。しかし守備では相手の決定的なチャンスに体を張った守りでゴールを許さずスコアレスで折り返す。後半も高知は積極的に仕掛け69分に西村勇太がオフサイドギリギリで抜け出し切り返して、左足でシュートを放ち相手GKの弾いたボールを赤星魁麻が右足で詰め先制。その後は京都が猛反撃、高知は体を張って守るが京都が82分に山﨑凌吾が決め1-1の同点となる。その後は互いにチャンスを作るが決め切れず1-1のまま延長戦へ。しかし延長前半に入ると99分、105+1分に京都が立て続けに決める。高知は延長前後半でシュート1本とゴールなく1-3で敗れ3回戦進出ならず。


【45】19:00 駅前不動産スタジアム(駅スタ)
サガン鳥栖(J1) 1-0(前半1-0、後半0-0) ヴェルスパ大分(大分県)     

失点:44分

 ヴェルスパ大分はJ1のサガン鳥栖と対戦。前半17分にV大分は相手への阻止の反則でGK姫野昂志が退場となり序盤で数的不利に。しかしその後の相手にチャンスを防ぎ失点は防ぐも。その後は数的優位の鳥栖が積極的にシュートを放ち44分にジエゴが決め先制し鳥栖が1-0で折り返す。後半は鳥栖が数的優位もありシュート7本を放つもV大分守備陣が相手ゴ-ルを許さず。数的不利のV大分もカウンター等からシュート4本を放つもゴールなく試合終了。V大分が0-1で敗れ3回戦進出ならず。


【55】18:30 福山通運ローズスタジアム(福山)
サンフレッチェ広島(J1) 2-0(前半1-0、後半1-0) ホンダロックSC(宮崎県)
 
失点:39分、52分

 ホンダロックSCはJ1のサンフレッチェ広島と対戦。前半は広島が優位に攻めロックが守備を固める展開。ロック守備陣が体を張った守りでゴールを許さず中盤まで進んだが、10本のシュートを放つ広島が32分に放ったシュートはロック守備陣がブロックするもゴールネットに吸い込まれ先制。ロックは3本のシュートを放つもゴールなしで広島が1-0で折り返す。後半は52分に広島がFKから佐々木翔が合わせ追加点。ロックはハーフタイムに原山海里を投入、59分に2名(高木虎之介、田中大和)が入り、68分に日野友貴が怪我から復帰し久々に出場。81分にも大脇瑞城が入り攻撃面を厚くするが広島優位の展開は変わらず。今季はJFL最多得点のロックは広島の安定した守りの前に後半もシュート3本でゴールなく試合終了。ロックは0-2で敗れ3回戦進出ならず。