日本フットボールリーグオフィシャルWebサイト

TOPICS

天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会 2回戦総括(JFLチーム出場試合)

 天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会のJFLが対戦する2回戦の残り1試合が6月8日(水)に開催された。JFLからはソニー仙台FCが出場。J2の横浜FCに2点リードされるも後半で追いつき延長前半で逆転。しかし延長後半で追いつかれ、その後のPK方式では1-3となりソニー仙台FCは3回戦進出ならず。今大会でのJFL勢は2回戦までで全て敗れ3回戦進出チームはなし。


■2回戦の結果
 ※【 】は、マッチナンバー、得点後の(  )は背番号

◎6月8日(水)

【56】19:00 ニッパツ三ツ沢球技場(ニッパツ)
横浜FC(J2) 3-3(前半2-0、後半0-2、延長前半0-1、延長後半 1-0、PK方式 3-1) ソニー仙台FC(宮城県)

ソニー得点:50分(16)松本拓海、57分(18)秋元佑太、93分(5)平田健人
失点:28分、42分、115分

 ソニー仙台FCはJ2の横浜FCと対戦。前半から横浜FCにボールの主導権を握られるもソニーは19分に吉野蓮、20分に松本拓海、内野裕太が立て続けにシュートを放つがゴールはなし。逆に横浜FCは28分に左サイドからのクロスをフェリペヴィゼウが胸でトラップし左足を振り抜き決め先制。ソニーは38分に秋元佑太がシュートを放つもゴールなし。逆に横浜FCは42分には左コーナーキックからゴール前でフェリペヴィゼウが頭でそらし、西山大雅が頭で押し込み追加点。前半を終えソニーが0-2のビハインドで折り返す。後半は50分にソニーがファール後のリスタートからのクロスゴール前で松本拓海が右足で合わせ1点を返すとその後は立て続けにシュートを放ち優位に攻め57分には右サイドの崩しから最後は中央で秋元佑太がフリーでシュートを放ち、ボールはポストに当たりながらゴールに吸い込まれソニーが2点ビハインドから追いつく。その後もソニー優位は変わらず63分の時点で後半だけで10本のシュートを放つも相手の好セーブもありゴールならず。70~71分の横浜FCの3連続コーナーキックからのチャンスはソニー守備陣が体を張った守りで相手にシュートを放たせず。その後は相手のミスもありソニーのチャンスが徐々に増え75分、77分、81分にシュートを放つもゴールならず。後半終了間際にはソニーはコーナーキックのチャンスを得るもゴールならず。ソニーは後半だけで13本のシュートを放つも(横浜FCは後半2本)3点目はならず延長戦へ。延長に入ってもソニーの勢いは止まらず93分にはゴール前セットプレーから平田健人が決め逆転の3点目。延長前半終了間際には相手の反撃に対し堅い守りでゴールを許さず1点リードのまま延長後半へ。延長後半の107分にソニーは連続でシュートを放つもゴールならず。そして115分に横浜FCの西山大雅が頭で決め同点とされる。延長後半終了間際には横浜FCが決定的なチャンスを作るもソニーの守備陣が体を張った守りでゴールを許さず120分での戦いは3-3の同点となりPK方式の決着へ。PK方式では4人目まで進み横浜FCが3人決めたのに対し、ソニーは3人が決められず横浜FCがPK方式3-1で勝利。ソニーは敗れ3回戦進出ならず。今大会でのJFL勢は2回戦までで全て敗れ3回戦進出チームはなし。