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第24回JFL 第12節「12,152人来場の花園第1GでFC大阪が勝利!」


第12節 FC大阪 vs 鈴鹿ポイントゲッターズ(2022/6/19)より

 第24回JFL第12節が6月18日(土)に3試合、19日(日)に5試合が開催された。首位の武蔵野はアウェイで枚方に勝ち首位をキープ。前節から中二日で望んだ新宿はHonda相手に逆転勝ちで今季3勝目。JFL初開催となった花園第1GでのFC大阪―鈴鹿戦は今季JFL最多の12,152人の来場者(JFLで4番目に多い来場者)の中でFC大阪が終盤にゴールを決め勝利。鈴鹿の三浦知良は今節もベンチ外となった。

 18日はHonda FCとクリアソン新宿が「都田」で対戦。前半4分にHondaが右CKからのボールにゴール前少し離れた所から三浦誠史が頭で合わせ先制。その後もボールの主導権を握るHondaだったが決定的なシュートは放てず。新宿は34分にPKのチャンスを得るとこれを池谷友喜が決め同点に追いつき1-1で前半を折り返す。後半は雨風も強くなりボールコントロールが難しい中、ボールの主導権はHondaが握るもののシュートは3本と少なくゴールなし。逆に新宿は87分にカウンターから堀田稜が左サイドをドリブルで駆け上がりミドルシュートを決め逆転。その後はHondaの反撃を抑えた新宿が1点差の逆転勝利。ここ4試合で3勝1敗と調子を上げ最下位脱出。Hondaは連勝ならず今季3敗目となった。

 ソニー仙台FCとホンダロックSCは「めぐみB」で対戦。前半はソニーが10本のシュートを放ち優位に進めるもロックの守備が堅く決定機を作っても決めきれずゴールなし。ロックは前半シュート1本でゴールなくスコアレスで折り返す。後半はややロックがボールの主導権を握る時間が多くなりシュート数では相手を上回るも(ソニー2本、ロック3本)決定的なチャンスは少なくゴールなし。後半のソニーはシュート数が少なくこちらも最後までゴールなし。試合はこのまま終了しスコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。ソニーは2試合連続引き分けの5試合勝利なし。ロックも3試合連続でゴールなく勝利なし。

 FCティアモ枚方と東京武蔵野ユナイテッドFCは「たまりく【枚方】」で対戦。前半からボールの主導権を握りシュート数で上回る武蔵野だったが前半はシュート10本でゴールなく、枚方はシュート3本でゴールなくスコアレスで前半を折り返す。後半は51分に武蔵野が石原幸治の中央のドリブル突破から左サイドにパスを出すと梁賢柱がドリブルで左サイドからゴール前に切り込み決め先制すると65分には右サイドからのクロスにゴール前で繋いだボールを梁賢柱が落ち着いて決め2点目。その後も後半だけでシュート13本を放った武蔵野だったが追加点はなし。枚方は後半は6本のシュートを放つも武蔵野の守りが堅くゴールなしで試合終了。武蔵野が5戦負けなしで首位をキープ。枚方は連敗で4試合勝利なし。

 19日はヴェルスパ大分とFCマルヤス岡崎が「JLスタ【大分陸】」で対戦。前半10分にV大分は藪内健人が左サイドからドリブルで持ち込みゴール前にクロスを入れると相手GKのクリアボールにFPが更にクリアしたところGKにあたりゴールに吸い込まれオウンゴールとなりV大分が先制。マルヤスは前半相手を上回る5本のシュートを放つもV大分の守りが堅くゴールなしでV大分が1-0で折り返す。後半はマルヤスがシュート2本に対し6本のシュートを放ちV大分が優位に攻めるも決定機に決め切れず。それでも虎の子の1点を守り切ったV大分が1-0で勝利。マルヤスは連敗となった。

 FC神楽しまねと奈良クラブは「松江」で対戦。前半シュート1本のしまねに対し5本のシュートを放ち優位に攻める奈良は17分に右ショートコーナーから繋ぎ金子昌広がクロスを入れると山本宗太朗が頭で合わせたボールに相手GKのクリアボールを自ら詰め先制し奈良が1点リードで折り返す。後半もシュート数5本を放った奈良がボールの主導権を握るも決定機に決め切れず追加点はならず。しまねも後半はシュート2本でゴールなくこのまま試合終了。奈良が虎の子の1点を守り切り連勝。敗れたしまねは今季初の最下位へ順位を落とした。

 FC大阪と鈴鹿ポイントゲッターズは「花園第1G」で対戦。この日が花園第1GでのJFL初開催でJFL過去4番目に多い12,152人が来場した中でFC大阪がシュート3本でゴールなく鈴鹿はシュート1本でゴールなくスコアレスで折り返す。後半はシュート数は2本ながらも鈴鹿かセットプレーのチャンスを多く作ったがゴールには結びつかす。逆にFC大阪は89分に右サイド遠い位置からのFKのチャンスに日髙慶太が放ったボールを逆サイドで受けた坂本修佑がドリブルで相手を交わしながら放ったミドルシュートが右上隅に決まり先制。その後は鈴鹿の反撃を抑えたFC大阪が記念すべき初の花園第1G開催での勝利で3位に浮上。鈴鹿は3連勝ならず。

 ヴィアティン三重とラインメール青森は「アサスタ」で対戦。前半はボールの主導権を握り8本のシュートを放ったV三重だったが青森守備陣の体を張った守りの前にゴールならず。青森はシュート1本でゴールなくスコアレスで前半を折り返す。後半は52分に菅野哲也が前方へ出したスルーパスにそれを受けた田村翔太がゴール前ドリブルで相手を交わし左サイド角度のないところから右足で決め先制。しかし後半はシュート数で上回る青森が(V三重6本、青森7本)右CKからのボールが再び右サイドにも戻りそれを差波優人がゴール前にクロスを入れると岸田翔平が頭で決め同点。その後は互いにチャンスを作るが決め切れずこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。

 高知ユナイテッドSCとMIOびわこ滋賀は「春野陸」で対戦。前半は互いにチャンスを作るがシュートは少なく(高知2本、滋賀1本)スコアレスで前半を折り返す。後半は68分に滋賀が左からのクロスボールに右サイドで齋藤圭汰が頭で繋いだボールを嘉茂良悟がクロスを入れ逆サイドの山内達朗がボレーシュートを決め先制。しかし高知は75分に右CKからのボールにゴール前で赤星魁麻が体制を崩しながらも頭で決め同点。その後は互いにチャンスを作るが互いの守備も堅く追加点はなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。高知は2試合勝利なしで滋賀は4連勝ならず。

 次節(第13節)は6月25日(土)に3試合、26日(日)に5試合が開催される。