第17節 高知ユナイテッドSC vs ホンダロックSC(2022/7/24)より
第24回JFL第17節が7月23日(土)に2試合、24日(日)に6試合が開催された。首位のHondaはホームで奈良と引き分けるも首位をキープ、高知はホンダロックに3-0で快勝し3連勝、しまねと新宿の15-16位対決は島根が2-1勝利。
23日はヴェルスパ大分とFCティアモ枚方が「昭和電サA」で対戦。前半はボールをもつ時間は多いものの決定的なチャンスを作れずシュートゼロのV大分に対し、枚方はカウンターやセットプレーのチャンスを作るがシュート2本でゴールなくスコアレスで折り返す。後半は48分に枚方が退場者を出すと数的優位になったV大分はボールの主導権を握るものの決定的なチャンスは少なくシュート6本を放つもゴールなく、枚方も一人少ない状況ながらもチャンスを作り3本のシュートを放つがゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。V大分は第6節以来のゴールなし、枚方は連敗ストップで3試合ぶりの勝点。
Honda FCと奈良クラブは「都田」で対戦。Hondaは前半からボールの主導権を握る展開ながら奈良の堅い守りの前に決定的なシュートが放てずシュート数が1本に対し奈良は32分に自陣からのロングボールに右サイドからボールを中央に入れゴール前で繋いだボールから最後は相手のこぼれ球を山本宗太朗が決め先制、奈良が1点リードで折り返す。後半もボールの主導権はHondaが握り52分にPKのチャンスを得るとこれを児玉怜音が決め同点に追いつくと60分には再びPKのチャンス。しかし今度は奈良のGKアルナウが止め逆転を許さず。その後は互いにチャンスを作るもゴールならず、特にHondaはシュートがバーに当たるなど決定的なシーンもあったが逆転ならず試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。Hondaは5連勝ならず。奈良は4位へ。
24日はFC大阪と東京武蔵野ユナイテッドFCが「花園第2G」で対戦。前半はFC大阪がシュート2本、武蔵野が3本と多くはないものの武蔵野は前半終了間際にカウンターから右サイドで繋ぎ石原幸治がゴール前にクロスを入れると中川諒真が頭から飛び込み決め先制、武蔵野が1点リードで折り返す。後半はボールの主導権を握る時間が多いFC大阪がシュート数で上回り77分には右サイドの直接FKからエフライン・リンタロウが頭で合わせ追いつくと80分には左サイドからのロングスローにゴール前で坂本修佑が相手と競り合いながら頭で決め逆転。その後は武蔵野の反撃を守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。FC大阪が逆転で勝ち連勝、武蔵野は連敗となった。
FC神楽しまねとクリアソン新宿は「松江」で対戦。しまねは前半7分に川中健太が前線に出したパスに抜け出した谷尾昴也が相手と競り合いながら右足で決め先制。しまねは前半9本のシュートを放つも追加点はなし。新宿はシュート1本でゴールなく前半はしまねが1-0で折り返す。後半は新宿が64分に左サイドからの直接FKからのボールにゴール前で米原祐が頭で合わせ同点。しかしその後は互いに決定的なチャンスを作れず終盤へ。そしてしまねは79分には相手クリアボールを繋ぎ右サイドからクロスを入れるとゴール前で加倉広海が頭で合わせ再びリード。その後は新宿の反撃を抑えたしまねが逃げ切って2-1で勝ち連勝。新宿は3連敗となった。
ラインメール青森とMIOびわこ滋賀は「弘前陸」で対戦。青森は前半1分に榊原彗悟からのロングパスに前に抜け出した坂東篤が落ち着いて決め先制。その後も追加点を狙って前半は7本のシュートを放つも追加点はなし。滋賀もカウンター等からチャンスを作り4本のシュートを放つもゴールなく青森が1-0で折り返す。後半は青森が59分に齋藤来飛が右サイドからクロスを入れるとゴール前に和田響稀が頭から飛び込み決め2点目。その後も後半は10本のシュートを放った青森が決定的なチャンスを作るが決め切れず追加点はなし。しかし滋賀は後半シュート2本でゴールなく試合終了。青森が2-0で勝ち、ホーム4連戦で白星先行、滋賀は3試合連続0-2での黒星となった。
ヴィアティン三重とソニー仙台FCは「アサスタ」で対戦。前半16分にソニーは右サイドで相手のミスを佐々木敦河がインターセプトしクロスを入れるとゴール前で内野裕太が右足で合わせ先制。その後もシュート数ではソニーが上回るが追加点はなし。逆にV三重は前半終了間際に右サイドから早坂翔がクロスを入れるとゴール前で相手のクリアボールを田村翔太が右足で決め同点とし前半を折り返す。後半はソニーがシュート数、CK数でも上回るも決定的なチャンスに決め切れず。V三重もシュート4本でゴールなしで試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
高知ユナイテッドSCとホンダロックSCは「春野球」で対戦。前半はロックがボールの主導権を握る時間が多くシュート数でも上回るがゴールなし。高知はシュート2本でゴールなく前半はスコアレスで折り返す。後半は高知が55分に相手のクリアボールから繋ぎ稲積大介が左サイドからクロスを入れるとフォアサイドで山田恭也がダイレクトに右足で合わせ先制。75分には左サイドのスローインからゴール前で繋いだボールを西村光司がやや右サイドから決め2点目。84分には右サイドで相手クリアボールを繋ぎ最後は赤星魁麻が決め3点目。ロックは後半も4本のシュートを放つも決定機に決め切れずこのまま試合終了。高知が3-0でロックに快勝し3連勝、ロックは4連敗となった。
鈴鹿ポイントゲッターズとFCマルヤス岡崎は「三交鈴鹿」で対戦。前半は互いに相手陣内に攻め込むチャンスを作るも決定的なチャンスは少なく鈴鹿がシュート5本、マルヤスがシュート2本を放つもゴールなくスコアレスで前半を折り返す。最後まで蒸し暑さが影響したのか後半は互いにチャンスは作るものの前半より互いにシュート数が少なく(鈴鹿2本、マルヤス1本)CK数も2本ずつもゴールには生かせず。このままゴールなく試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。鈴鹿は4試合ぶりにゴールなしで3連勝ならず、マルヤスは3試合勝利なし。
中断期間前最後の節となる次節(第18節)は7月30日(土)に1試合、31日(日)に7試合が開催される。
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