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第24回JFL 第21節「高知ユナイテッドSCがチーム最多3,305人の来場者の中で勝利!」


第21節 高知ユナイテッドSC vs 鈴鹿ポイントゲッターズ(2022/9/11)より

 第24回JFL第21節が9月10日(土)に1試合、11日(日)に7試合が開催された。高知がチーム最多となる3,305人の来場者の中で鈴鹿相手に2-0で勝利。鈴鹿の三浦知良は後半終盤の81分から出場し自らのJFL最年長出場記録を更新した。

 10日はホンダロックSCと奈良クラブが「宮崎県」で対戦。前半シュート数で上回る(ロック7本、奈良2本)ロックは31分にやや左サイドで繋いだボールに距離のある位置から大脇瑞城がゴール前にクロスを入れるとゴール前に抜け出した日野友貴が合わせ先制しロックが1-0で折り返す。後半は奈良がシュート数で奈良が上回り(ロック2本、奈良4本)57分には自陣から寺村浩平からの縦パスにゴール前で繋いだボールを最後は片岡爽が豪快なミドルシュートを決め追いつくと88分には寺村浩平がロングボールから右サイドで受けた平松遼太郎がゴール前にクロスを入れるとフォアサイドに走り込んだ森俊介が左足で詰め逆転。ロックは相手陣内に積極的にボールを入れるがシュートまで持っていけず後半はゴールなく試合終了。奈良が逆転勝ちでこの時点で暫定首位に立つ。ロックは3連敗。

 11日はヴェルスパ大分とラインメール青森は「JLスタ」で対戦。前半は互いに相手陣内にボールは運ぶもののシュート数は少なく(V大分2本、青森3本)ゴールなし。スコアレスで折り返す。後半は互いにシュート数も増え77分に青森はカウンターから右サイドで繋ぎクロスを入れるとV大分もクリアするものの青森にセカンドボールをゴール前で繋がれ最後はやや左サイドから青木義孝が決め先制。その後はV大分が反撃に出るが青森守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。虎の子の1点を守り切った青森が勝ち1節休みを挟んでの連勝。敗れたV大分は今季6敗目となった。

 FC大阪とFC神楽しまねが「花園第2G」で対戦。前半序盤からFC大阪がボールの主導権を握るものの、しまねは23分にカウンターから自陣右サイドからボールを繋ぎ谷尾昂也がクロスを入れると中央でボールを受けた髙畑智也がドリブルで持ち込み決め先制。しかしFC大阪は29分に相手ボールをインターセプトすると木匠貴大からのパスを受けた今村優介がドリブルで持ち込み左サイドの角度のないところから決め先制。前半は1-1で折り返す。後半はシュート数で圧倒するFC大阪が61分に齊藤隆成が左サイドからクロスボールを入れるとニアサイドに飛び込んだ今村優介が頭で合わせ逆転。その後はしまねの反撃を抑えたFC大阪が2-1で勝ち5連勝で前日首位に立った奈良を抜いて首位に立った。しまねは連敗。

 FCティアモ枚方とクリアソン新宿は「たまりく」で対戦。前半シュート数で上回る(枚方9本、新宿4本)枚方が36分に左サイドで繋いだボール逆サイドに展開し斧澤隼輝が右サイドからドリブルで持ち込み決め先制すると41分には左サイドで薬真寺孝弥が放った直接FKからのボールにゴール前で東野広太郎が頭で合わせ追加点。新宿はゴールなく前半は枚方が2-0で折り返す。後半は新宿がシュート数で上回り9本のシュートを放つも枚方の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。枚方は後半シュート4本で追加点はなく試合終了。枚方が2-0で勝ち4試合ぶりの勝利、前節引き分けで連敗を止めた新宿だったが今回も勝利なく黒星となった。

 高知ユナイテッドSCと鈴鹿ポイントゲッターズは「春野陸」で対戦。30℃を超える暑さの中で3,305人の来場者が集まりホームの高知が前半からボールの主導権を握る展開で12分に右サイドからのクロスボールから相手のクリアボールを赤星魁麻が繋いだボールを稲積大介が左足でボレーシュートを決め先制。鈴鹿もチャンスを作り5本のシュートを放つもゴールなく高知が1-0で折り返す。後半も高知がボールを持つ時間が多く7本のシュートを放つ。70分には左サイド自陣からのロングボールから稲積大介がドリブルで持ち込み相GKがクリアするが田尻康晴が右足で詰め追加点。鈴鹿は後半はシュート2本と少なくゴールなし。81分には三浦知良が前節に引き続き出場し自らの最年長出場記録を55歳と197日に更新した。試合は2-0で高知が連勝。鈴鹿は6試合ぶりの黒星となった。

 ソニー仙台FCと東京武蔵野ユナイテッドFCは「岩沼」で対戦。前半8分にソニーはゴール前で相手のボールをインターセプトし松本拓海が左サイドから距離のあるループシュートを決め先制。武蔵野はソニーと同じ4本のシュートを放つもゴールなくソニーが1-0で折り返す。後半はシュート数ではソニーが上回るも(ソニー8本、武蔵野3本)追加点はなく。逆に武蔵野は52分にやや左サイドペナルティラインの外側から澤野康介がFKを直接決め同点。その後は互いにゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。ソニーは8月31日の代替試合を除くと17節~21節まで5試合引き分け。武蔵野は4試合負けなし。

 ヴィアティン三重とMIOびわこ滋賀は「アサスタ」で対戦。30℃を超える暑さの中、前半は互いに4本ずつのシュートを放つもゴールはなくスコアレスで折り返す。後半はボールの主導権を握る時間が多いV三重が70分に相手のクリアボールを拾い菅野哲也が左サイドからロングクロスボールをゴール前に入れると川中健太が胸でワントラップし体勢を崩しながら決め先制。滋賀は後半シュート2本と少なくゴールはなし。虎の子の1点を守り切ったV三重が1-0で勝ち5試合ぶりの勝利。滋賀は7連敗となった。

 Honda FCとFCマルヤス岡崎は「都田」で対戦。前半からボールの主導権を握るHondaが36分に佐々木俊輝が右サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れるとフォアサイドに走り込んだ八戸雄太が頭で合わせ先制。マルヤスはシュート1本でゴールなくHondaが1-0で折り返す。後半はマルヤスが47分に右CKから相手のクリアボールを繋ぎゴール前での連続シュートから相手のこぼれ球を塩谷仁が詰め同点に追いつく。しかしHondaは76分には連続でのシュートから最後は岡﨑優希が決め再びリードすると終了間際の90+5分には相手のロングスローから繋いだボールをゴール前で奪い清水航輔が前線にパスに出すと抜け出した岡﨑優希がドリブルで駆け上がり相手GKが飛び出した無人のゴールに決めダメ押しとなり試合終了。Hondaが3-1で勝ち連勝、首位のFC大阪とは1試合少ないながら勝点1差の2位をキープ。マルヤスは5試合ぶりの黒星となった。

 次節(第22節)は9月17日(土)に4試合、18日(日)に3試合、19日(月・祝)に1試合が開催される。
 また9月14日には代替試合1試合[第18節:HondaFC-鈴鹿ポイントゲッターズ]が開催される。