第22節 FCティアモ枚方 vs FC大阪(2022/9/18)より
第24回JFL第22節が9月17日(土)に4試合、18日(日)に2試合、19日(月・祝)に1試合が開催された。
※残り1試合、ヴェルスパ大分―ヴィアティン三重は台風14号の影響により中止となりました。
Hondaは4連勝で首位をキープし、JFL入会後5度目(リーグ戦は4度目)の直接対決となった枚方とFC大阪の大阪府対決はFC大阪が勝ち、初めて90分で決着がついた。鈴鹿の三浦知良は後半終盤の88分から出場し自らのJFL最年長出場記録を更新した。
17日はソニー仙台FCとFC神楽しまねが「めぐみB」で対戦。しまねは前半23分に右サイドのスローインからゴール前で繋いだボールに最後は谷尾昂也が相手のこぼれ球を詰めて先制。前半終了間際にはカウンターから菅本岳が右サイドをドリブルで駆け上がりクロスを入れるとゴール前で加倉広海が出した横パスを今村直也が決め2点目。ソニーはしまねを上回るシュート(ソニー6本、しまね4本)を放つもゴールなくしまねが2点リードで折り返す。後半は開始早々の48分にしまねは自陣右サイドから筒井俊が前方にロングボールを入れるとゴール前でワンバンドしたボールが相手守備の頭上を超え、それを拾った髙畑智也がドリブルで交わしながら決め3点目。その後は互いに相手陣内に攻め込むもシュートまで持っていけず。それでもソニーは76分にPKのチャンスを得るがこれをしまねGK井上亮太が止めゴールを許さず。その後はゴールなく試合終了。しまねが連敗を止める。ソニーは3試合ぶりの黒星となった。
FCマルヤス岡崎と奈良クラブは「マルヤス龍北」で対戦。奈良は前半31分に右サイドから金子昌広がゴール前にクロスを入れるとファーサイドで桑島良汰が左足でダイレクトで合わせて先制。マルヤスはシュート数では上回ったがゴールなく奈良が1点リードで折り返す。後半は奈良が51分にGKアルナウからのロングボールをゴール前で繋ぎ、最後は金子昌広が詰め追加点。マルヤスは62分にンダウターラを投入すると79分にはカウンターから西村仁志が前方にスルーパスを出すと抜け出したンダウターラが左足で決めると終了間際の90+5分には左サイドショートコーナーから水谷侑暉がクロスを入れると地主園秀美がシュートし相手GKが弾いたボールを塩谷仁が決め2-2の引き分けに持ち込んだ。
ホンダロックSCと鈴鹿ポイントゲッターズは「宮崎市」で対戦。台風14号の影響により当日急遽更にキックオフ時間を早めて開催したこの試合。強風と時折大雨の降る中で前半は風上のロックが相手陣内にボールを積極的に入れる展開もシュート2本でゴールなし。鈴鹿も相手陣内に攻めるもシュートゼロでゴールなくスコアレスで前半を折り返す。後半は風上の鈴鹿が相手陣内で攻め込む時間が増え終盤は連続のCKから再三決定的なチャンスを作るがゴールなく。88分に鈴鹿は三浦知良が交代で出場、自らの最年長記録を55歳と203日に更新。鈴鹿の猛攻を抑えたロックは90分に髙橋健のシュートから相手GKが弾いたボールを小野尚樹が詰めこれが決勝点となりロックが連敗を止め3試合ぶりの勝利。鈴鹿はアウェイ3連戦3連敗となった
Honda FCと高知ユナイテッドSCは「都田」で対戦。前半からボールの主導権を握るHondaは24分に右CKからのボールにゴール前で﨑山誉斗が飛び込みながら頭で決め先制。高知は前半シュートゼロでゴールなくHondaが1-0で折り返す。後半もボールの主導権を握るHondaは76分にはゴール前で繋いだボールに最後は八戸雄太が右に切り込みながら右足で決め追加点。高知も後半はHonda陣内に攻め込みCKやセットプレーのチャンスが増えたが決定機に決め切れず後半もゴールなし。Hondaが好調の高知相手に2-0で勝ち4連勝で首位をキープ。高知は3試合ぶりの黒星となった。
18日はFCティアモ枚方とFC大阪は「たまりく」で対戦。前半3分にFC大阪は左サイドのスローインから日髙慶太からのクロスボールにゴール前に飛び込んだ町田蘭次郎が頭で合わせ先制すると8分には中央距離のある位置から日髙慶太が放った直節FKからのボールにゴール前に飛び込んだ今村優介が頭で合わせ2点目。その後は互いに決定的なチャンスを作るが互いの好守に阻まれるが、枚方は33分に右サイドで繋いだボールから桧山悠也がクロスを入れるとゴール前で交錯した状態から出たボールをバジルが詰め1点を返しFC大阪が1点差で折り返す。後半は互いにシュートが少なく枚方がチャンスの数ではやや上回るもゴールなく試合終了。FC大阪が1点差で勝ち、JFL入会後の直節対決は5戦目に初めて90分(+アディショナルタイム)で決着がついた。これでFC大阪は首位のHondaとは勝点3差、3位の奈良には勝点3差をつけての2位。枚方は連勝ならず。
クリアソン新宿とラインメール青森は「味フィ西」で対戦。前半から雨が降りしきる中、互いに相手陣内に積極的にボールを運び新宿が5本、青森が6本のシュートを放つも決定機に決め切れずスコアレスで折り返す。後半もシュート数で上回る(新宿3本、青森6本)青森は50分に右CKからのボールにゴール前で多々良敦斗が頭で落としたボールを村越凱光が左足で豪快なミドルシュートを右上隅に決め先制。その後は互いにチャンを作るが互いに体を張った守備でゴールを許さずこのまま試合終了。虎の子の1点を守り切った青森が勝ち3連勝としこの時点で4位に浮上し、新宿は連敗となった。
19日(月・祝)は東京武蔵野ユナイテッドFCとMIOびわこ滋賀が「味フィ西」で対戦。強風の中で前半序盤の滋賀の攻撃を抑えた武蔵野が17分に右サイドで繋いだボールから松澤彰がクロスを入れるとファーサイドに走り込んだ鈴木裕也が左足でダイレクトで合わせ先制。武蔵野は前半シュート数8本を放つも追加点はなし。滋賀もチャンスを作り3本のシュートを放ったがゴールなく武蔵野が1-0で折り返す。後半は63分に武蔵野が相手ボールをインターセプトし梁賢柱がドリブルで駆け上がり右サイドにパス、それを土居柊太がクロスを入れゴール前で相手GKが弾いたボールを梁賢柱が頭から飛び込み決め2点目。そして65分には相手ボールを奪ってから梁賢柱がドリブルで左サイドを駆け上がり中央にパスを出すと後藤京介のミドルシュートが左上隅に決まり3点目。83分にはカウンターから梁賢柱が自陣からゴールに向けてロングボールを放つと前に飛び出していた相手GKの頭上を越えゴールに吸い込まれ4点目。その後滋賀は90+1分に池平直樹がミドルシュート決め1点を返すが追加点はなく試合終了。武蔵野が4-1で勝ち5試合負けなしで5位に浮上。滋賀は第14節以来となるゴールを決めたが8連敗となった。
次節(第22節)は9月23日(金・祝)に1試合、24日(土)に2試合、25日(日)に5試合が開催される。
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