第23節 ヴィアティン三重 vs Honda FC(2022/9/25)より
第24回JFL第23節が9月23日(金・祝)に1試合、24日(土)に2試合、25日(日)に5試合が開催された。V三重は首位のHondaに先制されるが追いつき引き分け。2位のFC大阪は7連勝で首位のHondaに勝点で並ぶ。鈴鹿の三浦知良は後半終盤の87分から出場し自らのJFL最年長出場記録を更新した。
23日は高知ユナイテッドSCとFCティアモ枚方が「春野球」で対戦。前半はボールの主導権を握る時間が長い枚方がシュート数でも上回り(高知4本、枚方7本)29分には右サイドから桧山悠也がクロスを入れ中央で小谷健悟が頭で繫いだボールにゴール前で島津頼盛が頭で合わせ先制。高知もチャンスを作ったが決定機に決め切れず枚方が1点リードで折り返す。後半は高知が優位な展開で進み46分に金井冬土が右サイドからドリブルで駆け上がりゴール前にパスを入れると西村光司が右足で合わせ同点。そして52分には右CKからショートパスで繫ぎ稲積大介がゴール前にクロスを入れるとフォアサイドに飛び込んだ饗庭瑞生が頭で押し込み逆転。その後も相手陣内に攻め込み決定機的なチャンスを作るが決め切れず。枚方は終盤に相手陣内に積極的にボールを入れチャンスを作るが高知の守備陣が体を張った守りでゴールを許さず試合終了。1点のリードを守った高知が2-1で勝利。枚方は連敗。
24日はFC大阪とソニー仙台FCが「服部陸」で対戦。前半はソニーがボールの主導権を握りシュート数でも上回る(FC大阪2本、ソニー4本)が、決定機に決め切れず。FC大阪も決定機はあったがシュートがポストに当たるなどゴールならずスコアレスで前半を折り返す。後半はFC大阪が56分に左CKからのボールにフォアサイドに走り込んだ町田蘭次郎が頭で合わせ先制すると59分には相手ボールを左サイドで奪い今村優介が相手を交わしながらドリブルで持ち込みゴール前にクロスを入れるとフォアサイドに走り込んだ田中直基が頭で合わせ追加点。ソニーは後半シュート1本でゴールなく試合終了。FC大阪が2-0で勝ち7連勝で首位のHondaに勝点で並び3位以下に勝点6差をつけ2位。ソニーは連敗となった。
奈良クラブとヴェルスパ大分が「ロートF」で対戦。奈良のホームゲームでは最多となる5,261人の来場者の中で前半終了間際にV大分が右サイドから前方にロングボールを入れ酒井信磨が追いつきゴール前にクロスを入れると利根瑠偉が右足で合わせ先制、V大分が1点リードで折り返す。後半は51分にV大分は右サイドから西埜植颯斗がクロスを入れるとゴール前に飛び込んだ酒井信磨が頭で押し込み2点目。72分には西埜植颯斗が右サイドで相手との競り合いからクロスと入れるとゴール前相手GKが弾いたボールを前田央樹が詰め3点目。奈良は78分に左サイドからのクロスにゴール前で相手GKのこぼれ玉をゴール前に抜け出した浅川隼人が決め1点を返し、その後もV大分ゴールに迫るがV大分の体を張った守りの前に追加点はなくV大分が2点差をつけ勝利。奈良は第9節以来の黒星。
25日はFC神楽しまねとホンダロックSCは「出雲」で対戦。前半はシュート2本でゴールのないホームのしまねに対しシュート数5本のロックは10分に自陣からボールを繋ぎ右サイドから高橋健がクロスを入れると距離のある位置から田中大和が低く抑えたシュートで決め先制。ロックが1点リードで折り返す。後半はロックがシュート1本でゴールなしに対し、9本のシュートを放ち優位に進めたしまねが62分には右からのクロスに相手クリアボールを垣根拓也が距離のある位置からミドルシュートを決め同点。その後もチャンスを作るが決めきれずこのまま試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。
ラインメール青森とFCマルヤス岡崎は「新青森球」で対戦。前半はマルヤスが多くのCKからのチャンスを生かせずシュート3本。青森は4本のシュートを放つが決定機に決め切れずゴールなくスコアレスで折り返す。後半は青森がボールの主導権を握る時間が多くなりシュート数でも上回るが(青森5本、マルヤス2本)マルヤスの堅い守りに前に最後までゴールならず。マルヤスも後半はチャンスを作るがシュートまで持っていけずゴールなしで試合終了。スコアレスドローで勝点1ずつを分け合った。青森は4連勝ならずも4位をキープ。マルヤスは3試合勝利なく7位に順位を落とした。
ヴィアティン三重とHonda FCは「アサスタ」で対戦。前半からボールの主導権を握るHondaは22分にPKのチャンスを得るとGKの楠本祐規が決め先制。V三重は前半シュート3本でゴールなくHondaが1点リードで折り返す。後半もボールの主導権はHondaが握り決定的なチャンスを作り10本のシュートを放つもゴールなし。そして84分にV三重は自陣からのパスに右サイドをドリブルで駆け上がった菅野哲也がゴール前にクロスを入れると寺下裕貴が頭から飛び込み決め同点に追いつく。その後は互いにチャンスを作るがゴールなく試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。V三重は連勝ならず、Hondaは5連勝ならず2位のFC大阪に勝点で並ばれたが首位をキープ。
MIOびわこ滋賀とクリアソン新宿は「甲賀」で対戦。前半22分に新宿は左からのクロスボールに相手がクリアしたボールを池谷友喜が奪ったボールを高橋滉也が決め先制。滋賀は5本のシュートを放つもゴールなく、新宿は前半のアディショナルタイムに自陣で相手ボールを奪い高橋滉也がゴール前にクロスを入れると相手守備のクリアボールが自陣ゴールに吸い込まれオウンゴールとなり新宿が2点リードで折り返す。後半は攻守の切り替えの速い展開で互いに積極的にシュートを放ち(滋賀9本、新宿8本)71分に滋賀はやや左サイドの距離のあるところからミドルシュートを右上隅に決め1点を返し、その後も相手陣内に攻め込むも新宿守備陣の堅い守りの前にゴールなく試合終了。1点差を守り切った新宿が第12節以来の勝利で最下位脱出。9連敗の滋賀が16位に後退した。
鈴鹿ポイントゲッターズと東京武蔵野ユナイテッドFCは「サンガS」で対戦。鈴鹿にとっては初の県外でのホーム開催でホーム初の5千人超えとなる5,682人の来場者となった会場で前半は武蔵野が主導権を握る時間が長い中シュート数でも上回るが(鈴鹿4本、武蔵野6本)決定機に決め切れず。鈴鹿もチャンスを作るがゴールなくスコアレスで折り返す。後半開始早々に鈴鹿は警告2枚目で退場者を出すと数的優位に立った武蔵野が優位に攻めるが、67分に鈴鹿はカウンターから中村健人がゴール前にクロスを入れると相手守備の裏に抜け出した松木駿之介が落ち着いて決め先制。その後は武蔵野が優位に攻め終盤には相手陣内に積極的にボールを入れ90+4分に右サイドからクロスを入れフォアサイドでの折り返しからのこぼれ球を金田拓海が詰め引き分け同点とし試合終了。1-1の引き分けで勝点1ずつを分け合った。鈴鹿が4試合ぶりの勝点獲得。武蔵野は連勝ならずも6試合負けなし。
次節(第24節)は国体期間を1週挟み10月8日(土)に4試合、9日(日)に4試合が開催される。その前に第20節の再試合として9月30日(金)に奈良-FC大阪が代替試合として10月2日(日)に青森-Hondaが開催される。
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