第25節 ヴィアティン三重 vs 東京武蔵野ユナイテッドFC(2022/10/16)より
第24回JFL第25節が10月15日(土)に1試合、16日(日)に7試合が開催された。1位から3位の上位チームは全て勝利。J3入会を目指すチームのうちV大分と高知が敗れた。鈴鹿の三浦知良は89分からの出場で自らのJFL最年長出場記録を55歳232日に伸ばした。
15日はHonda FCとソニー仙台FCが「都田」で対戦。前半序盤のソニーの猛攻を抑えたHondaがボールの主導権を握るようになるが決定的なシュートは少なく、ソニーもシュート1本と少なく前半スコアレスで折り返す。後半は徐々に相手陣内で決定的なチャンスを作るようになってきたHondaは84分にPKのチャンスを得るとこれを川畑隼人が決め先制。終了間際にもHondaは右サイドの縦パスから平川貴也がクロスを入れるとゴール前に走り込んだ岩切拳心が右足で2点目。ソニーはサイドを使った攻撃で相手陣内まで攻めるもシュート1本でゴールなく試合終了。Hondaが2-0で勝ち首位をキープ。ソニーはこれで10試合勝利なし。
16日はヴェルスパ大分とホンダロックSCは「昭和電サA」で対戦。前半40分にロックは前方にロングボールを入れると相手のバックパスがそのまま相手ゴールに吸い込まれロックが先制。V大分は前半シュート7本を放つもゴールなくロックが1点リードで折り返す。後半はロックが59分に自陣からのロングボールに前方に抜け出した日野友貴がドリブルで持ち込んで決め2点目。V大分は後半も9本のシュートを放つがロックの安定した守りの前にゴールが遠く。その後はロックも追加点なく試合終了。ロックが2点差をつけ勝利で前節に続き連勝。V大分は前節に続き連敗となり3位FC大阪とは勝点で11差と広がった。
鈴鹿ポイントゲッターズとMIOびわこ滋賀は「三交鈴鹿」で対戦。前半40分に滋賀は右サイドのスローインからが嘉茂良悟がクロスを入れるとゴール前で和田凌が頭で合わせ相手GKも弾くがそのままゴールに吸い込まれ先制すると45分には右サイドで繋いだボールに嘉茂良悟がミドルシュートを決め2点目。鈴鹿は45分+2分に右CKからゴール前で繋いだボールを上田駿斗が決め1点を返し滋賀が1点リードで折り返す。後半は鈴鹿が62分に相手のクリアボールを日根野達海が豪快なミドルシュートを決め同点に追いつく。そして鈴鹿は79分に左サイドの直接FKからのボールをゴール前で繋ぎ最後は三宅海斗がドリブルで相手を交わしながら決め逆転。滋賀は後半シュート1本でゴールなくこのまま試合終了。鈴鹿が3-2の逆転勝利で連勝。敗れた滋賀は11連敗となり15位新宿との勝点差が4に拡がった
FC神楽しまねとラインメール青森は「松江」で対戦。前半は互いにチャンスを作りしまねが4本、青森が6本のシュートを放つもゴールなくスコアレスで折り返す。後半は54分に佐々木健人、谷尾昂也と繋ぎ最後は菅本岳が決め先制、しかし青森は56分に右サイドからの右からのクロスにゴール前でアレフ・ピットブルが体勢を崩しながら頭で決め同点。75分にしまねは右サイドから加倉広海のクロスにファーサイドに走り込んだ垣根拓也が右足で決め再びリード。しかし青森は87分に左サイドで繋いだボールに酒井匠がクロスを入れるとファーサイドに走り込んだ村越凱光が頭で合わせ再び追いつく。その後は互いにゴールなく試合終了。2-2の引き分けで勝点1ずつを分け合った。しまねはこれで3試合勝利なし。青森は4位をキープするも3位のFC大阪とは勝点差で7に拡がった。
FC大阪とFCマルヤス岡崎は「服部陸」で対戦。前半8分にFC大阪は相手ボールをインターセプトし久保吏久斗がドリブルで持ち込みクロスを入れると木匠貴大が頭で合わせポストにあたったこぼれ球を町田蘭次郎が左足で詰め先制。16分には左サイドの混線から流れたボールを久保吏久斗がゴール前で落ち着いて決め2点目。マルヤスは44分にPKのチャンスを得ると塩谷仁がシュート、相手GKが弾くが自ら詰め1点を返し、前半はFC大阪が2-1で折り返す。マルヤスは右サイドのスローインからゴール前の混戦を最後は酒井達麿が右足で詰め同点に追いつく。その後もマルヤスがFC大阪ゴールを脅かすもFC大阪守備陣が体を張った守りでゴールを許さず。そして90+1分にFC大阪は右サイドのスローンからゴール前で繋ぎ連続のシュート、最後は宇高魁人が左サイドから決めこれが決勝点となりFC大阪が3-2で勝ち連敗を止めた。マルヤスは4試合ぶりの黒星となった。
FCティアモ枚方と奈良クラブは「たまりく」で対戦。前半シュート1本の枚方に対し8本のシュートを放った奈良が前半終了間際にPKのチャンスを得るとこれを浅川隼人が決め先制、奈良が1点リードで折り返す。後半も8本のシュートを放った奈良は74分に相手ボールをインターセプトすると加藤徹也がドリブルから前方にパスを出すと金子昌広が右サイドやや距離のあるところから右足で決め追加点。枚方は89分に直接FKからのボールからゴール前で森本ヒマンがループシュートを決め1点を返すが追いつくことが出来ずこのまま試合終了。奈良が1点差で勝ち2位をキープ、枚方は2試合ぶりの黒星。
ヴィアティン三重と東京武蔵野ユナイテッドFCは「アサスタ」で対戦。前半シュート数で上回ったV三重だったが(V三重5本、武蔵野1本)決定機に決め切れず。武蔵野前半はゴールなくスコアレスで前半を折り返す。後半は72分にV三重が警告2枚目で退場者を出すと数的優位に立った武蔵野が優位な時間が続くがV三重は体を張った守りでゴールを許さず。そして80分にV三重はPKのチャンスを得るとこれを田村翔太が決め先制。その後は武蔵野の反撃を抑えこのまま試合終了、V三重が虎の子の1点を守り切って1-0で勝ち3試合ぶりの勝利。武蔵野は8試合ぶりの黒星となった。
高知ユナイテッドSCとクリアソン新宿は「宿毛陸」で対戦。前半25分に新宿は右CKからのボールにニアサイドに走り込んだ澤井直人が頭で合わせ先制。高知は前半4本のシュートを放つも決定機に決め切れず。新宿もその後は追加点なく新宿が1点リードで折り返す。後半は新宿がシュート2本対しボールの主導権を握る時間が多く7本のシュートを放つ高知だったが新宿守備陣の体を張った守りの前に最後までゴールが遠く。新宿も追加点はなくこのまま試合終了。新宿が虎の子の1点を守り切り2試合ぶりの勝利。高知は3試合ぶりの黒星で3位FC大阪とは勝点で14差と広がった。
次節(第26節)は10月22日(土)に2試合、23日(日)に6試合が開催される。その前に第22節の代替試合として10月19日(水)にV大分-V三重が開催される。
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